庫船・蔵船(読み)くらぶね

精選版 日本国語大辞典 「庫船・蔵船」の意味・読み・例文・類語

くら‐ぶね【庫船・蔵船】

〘名〙
倉庫として用いた船。特に港の中につないでおき、倉庫として用いた船。
漂流記(1863)「此湊に庫船と唱るもの有り、〈略〉港の内に繋て、荷を貯へ置なり」
江戸時代江戸札差(ふださし)手代で、江戸に運ばれて来た米の水上運搬にあたった者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android