建部到(読み)タケベ イタル

20世紀日本人名事典 「建部到」の解説

建部 到
タケベ イタル

昭和期の植物ウイルス学者 名古屋大学理学部生物学科教授。



生年
昭和4(1929)年3月16日

没年
昭和63(1988)年6月5日

出生地
東京都豊島区

学歴〔年〕
東京大学理学部植物学科〔昭和27年〕卒業,東京大学大学院生物系研究科植物学専攻〔昭和32年〕博士課程修了

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
ジャコブ・エリクソン・ゴールドメダル(スウェーデン)(第4回)〔昭和50年〕「植物プロトプラストを用いたウイルス感染実験系の開発

経歴
東大応用微生物研究所助手、農水省植物ウイルス研究所研究室長を経て、昭和53年名大理学部生物学科教授。西独米国でも研究。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「建部到」の解説

建部到 たけべ-いたる

1929-1988 昭和時代後期の植物ウイルス学者。
昭和4年3月16日生まれ。農林省植物ウイルス研究所室長などをへて,昭和53年名大教授となる。植物プロトプラスト(細胞壁をのぞいた裸の細胞)をもちいたウイルス感染実験系の開発で,50年スウェーデン王立科学アカデミーよりヤコブ-エリクソン金メダルを受賞。昭和63年6月5日死去。59歳。東京出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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