式の籐(読み)しきのとう

精選版 日本国語大辞典 「式の籐」の意味・読み・例文・類語

しき【式】 の 籐(とう)

式正(本式・正式の意)の弓の籐蔓の巻き方。弓幹を籐蔓で三か所巻いたもので、弓の上端の末筈の部分と、下端の本筈の部分を鏑籐(かぶらとう)(=違籐)、握りの部分を矢摺籐(やずりどう)という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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