デジタル大辞泉 「本式」の意味・読み・例文・類語 ほん‐しき【本式】 [名・形動]1 本来の正当な形式。本来の正しいやり方。また、そのさま。正式。「本式な(の)礼装」2 間に合わせや遊びでなく、本格的であること。また、そのさま。「今日から本式に勉強を始めよう」3 《「本式目」の略》連歌で、13世紀中ごろ、善阿ぜんなが制定したと伝えられる式目。新式に対していう。[類語]正式・本格的・本当・正格・本物・実物・本格・正規・本来・正則・正統・正調・公式・格調・格式・品格・品位・風格・公おおやけ・公的・正しい・儀礼・礼法・礼式・礼儀・風儀・作法・よそ行き・格式張る・折り目正しい・フォーマル・本筋・まっとう・正道・本道・本流・主流・中正・至当・合理的・合法的・押しも押されもせぬ・れっきと・ちゃんと・是ぜ・まとも・道理・道理至極・腰を入れる・本腰・本腰を入れる・レギュラー・オーソドックス・プロパー・模範的・象徴的・代表的・典型的・標準的・ティピカル・模範・手本・規範・モデル・典型・範・亀鑑・規矩きく・規矩きく準縄・規則・決まり・定め・規定・規律・ルール・おきて・文範・見本・鑑かがみ・範例・標本・サンプル・雛形ひながた・書式・好例・適例・スタンダード・フォーマット・王道・師表・基準・規準・拠より所・類型・定型・様式化・スタイル・正統派・折り紙付き・太鼓判を捺す・パーフェクト・非の打ち所が無い・完璧・万全・完全無欠・傑出・大出来・紋切り型・腐っても鯛たい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「本式」の意味・読み・例文・類語 ほん‐しき【本式】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 正当な形式。省略などしないやりかた。また、そのさま。正式。本格。[初出の実例]「大臣の大饗などこそ本式にて侍べるらめ」(出典:名語記(1275)三)② ( 形動 ) 本当であること。遊び半分や興味本位でなく本格的であること。また、そのさま。[初出の実例]「あれやうなる怪物に心を動かさらるるは本式ならぬ事ぞ」(出典:史記抄(1477)九)③ ( 本式目の略 ) 連歌・俳諧の作法や去嫌いに関する基本になるはじめての法則。新式に対する語。[初出の実例]「当時も本式、新式などいひて、方々にわかれ所々に集会す」(出典:連理秘抄(1349)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by