本式(読み)ホンシキ

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]
本来の正当な形式。本来の正しいやり方。また、そのさま。正式。「本式な(の)礼装」
間に合わせや遊びでなく、本格的であること。また、そのさま。「今日から本式に勉強を始めよう」
《「本式目」の連歌で、13世紀中ごろ、善阿(ぜんな)が制定したと伝えられる式目。新式に対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① (形動) 正当な形式。省略などしないやりかた。また、そのさま。正式。本格。
※名語記(1275)三「大臣の大饗などこそ本式にて侍べるらめ」
② (形動) 本当であること。遊び半分や興味本位でなく本格的であること。また、そのさま。
※史記抄(1477)九「あれやうなる怪物に心を動かさらるるは本式ならぬ事ぞ」
③ (本式目の略) 連歌・俳諧の作法や去嫌いに関する基本になるはじめての法則。新式に対する語。
※連理秘抄(1349)「当時も本式、新式などいひて、方々にわかれ所々に集会す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android