引者の小唄(読み)ひかれもののこうた

精選版 日本国語大辞典 「引者の小唄」の意味・読み・例文・類語

ひかれもの【引者】 の=小唄(こうた)[=歌(うた)

  1. 引かれ者がしいて虚勢をはり、鼻歌などを歌うこと。転じて、敗者が平気を装い強がること。一般に、負け惜しみの強いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「口合(くちあい)やら泣事やら引れ者の哥同前」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 口合 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む