引者の小唄(読み)ひかれもののこうた

精選版 日本国語大辞典 「引者の小唄」の意味・読み・例文・類語

ひかれもの【引者】 の=小唄(こうた)[=歌(うた)

  1. 引かれ者がしいて虚勢をはり、鼻歌などを歌うこと。転じて、敗者が平気を装い強がること。一般に、負け惜しみの強いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「口合(くちあい)やら泣事やら引れ者の哥同前」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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