引者の小唄(読み)ひかれもののこうた

精選版 日本国語大辞典 「引者の小唄」の意味・読み・例文・類語

ひかれもの【引者】 の=小唄(こうた)[=歌(うた)

引かれ者がしいて虚勢をはり、鼻歌などを歌うこと。転じて、敗者が平気を装い強がること。一般に、負け惜しみの強いことのたとえ。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)一「口合(くちあい)やら泣事やら引れ者の哥同前」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android