弗化メチル(読み)フッカメチル

デジタル大辞泉 「弗化メチル」の意味・読み・例文・類語

ふっか‐メチル〔フツクワ‐〕【×弗化メチル】

フルオロメタン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「弗化メチル」の解説

フッ化メチル
フッカメチル
methyl fluoride

fluoromethane.CH3F(34.03).ヨウ化メチルフッ化銀を作用させるか,フッ化テトラメチルアンモニウムを熱分解して得られる.エーテル臭の可燃性気体.凝固点-141.8 ℃,沸点-78.4 ℃,臨界温度44.55 ℃.臨界圧力58.0 atm.水1 cm3 に1.66 cm3(15 ℃)溶ける.高濃度では催眠性を示す.塩素ガスと光照射下で反応させるとクロロフルオロメタンを生成する.[CAS 593-53-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android