弥栄ダム

デジタル大辞泉プラス 「弥栄ダム」の解説

弥栄(やさか)ダム

広島県大竹市から山口県岩国市にまたがる地区、小瀬川水系小瀬川に位置する多目的ダム。1991年竣工の重力式コンクリートダムで、総貯水量は112,000,000立方メートル。計画時の名称は「八丁ダム」。水没地域の地名弥栄峡にちなみ、現名称となった。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の弥栄ダムの言及

【大竹[市]】より

…しかし,2度の石油危機と円高不況を経験して主要産業の多角化や高付加価値化が図られている。90年小瀬川に弥栄(やさか)ダムが建設され,慢性的な水不足が解消されたが,県名勝の弥栄峡が水没し,失ったものも多い。玖波・小方地区および沖合の阿多田島では海面漁業や養殖が盛んである。…

※「弥栄ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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