弱者は夫に取らるる(読み)よわきものはぶにとらるる

精選版 日本国語大辞典 「弱者は夫に取らるる」の意味・読み・例文・類語

よわき【弱】 者(もの)は夫(ぶ)に取(と)らるる

  1. 弱小者は人夫などに駆り出されて酷使される。弱い者いじめをされる。
    1. [初出の実例]「御弱年の加茂様、擒(とりこ)におなりなされたと、聞て母親興さめ顔〈略〉ほんともほんとも、ほんに弱(ヨハ)いがぶに取らるる」(出典浄瑠璃・後三年奥州軍記(1729)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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