張り挫く(読み)はりくじく

精選版 日本国語大辞典 「張り挫く」の意味・読み・例文・類語

はり‐くじ・く【張挫】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 折れるほど強くなぐる。なぐって痛める。
    1. [初出の実例]「生酔だからふせうすらアヱ。さもなけりゃア、とっくに張(ハリ)くぢくンだア」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android