強強し(読み)コワゴワシ

デジタル大辞泉 「強強し」の意味・読み・例文・類語

こわごわ・し〔こはごはし〕【強し】

[形シク]
いかにもこわばっている。ごわごわしている。
「裳、唐衣からぎぬなど―・しく装束きたるもあり」〈能因本枕・一二四〉
無骨である。ぎこちない。
「おのづから―・しき声に読みなされなどしつつ」〈帚木
強情だ。気性が強い。
「情なく―・しうは見えじと思へり」〈・花宴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android