強強し(読み)コワゴワシ

デジタル大辞泉 「強強し」の意味・読み・例文・類語

こわごわ・し〔こはごはし〕【強し】

[形シク]
いかにもこわばっている。ごわごわしている。
「裳、唐衣からぎぬなど―・しく装束きたるもあり」〈能因本枕・一二四〉
無骨である。ぎこちない。
「おのづから―・しき声に読みなされなどしつつ」〈帚木
強情だ。気性が強い。
「情なく―・しうは見えじと思へり」〈・花宴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 唐衣

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む