デジタル大辞泉 「気性」の意味・読み・例文・類語
き‐しょう〔‐シヤウ〕【気性】


「―な奴だ、心配いたすな」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
[類語]気質・性・性向・性情・気・性格・気象・気立て・気前・心ばえ・心柄・
( 1 )「気象」の中から、使用度の高い気質の意味が「気性」と書かれることが多くなって別語の意識をもつようになったもの。江戸時代中期(一八世紀)頃から使用例が見られるが、大正時代頃まで「気象」と併用されていた。
( 2 )明治時代初期に英語 meteorology の訳語として「気象学」が採用され、「気象」は次第に天候の状態の意に限定されるようになったことが、いっそう「気性」の使用を進めたと考えられる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...