気性(読み)キショウ

  • きしょう ‥シャウ
  • きしょう〔シヤウ〕

デジタル大辞泉の解説

[名]生まれつきの性質。気質。きだて。気象。「気性が激しい」「さっぱりとした気性
[形動]性質がしっかりしているさま。気が強いさま。
「―な奴だ、心配いたすな」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 生まれつきの性質。先天的な性情。気質。気だて。→きしょう(気象)④。
※随筆・異本洞房語園(1720)下「物に打驚かぬ気性なれば、何者なるぞと答へければ」
※塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一「旦那様は故あって御浪人遊ばしても、お固い御気性だから」 〔孔子家語‐五帝徳〕
② (形動) 性質がしっかりしていること。気風がよいさま。また、気が強いさま。→きしょう(気象)⑤。
※俳諧・花見車(1702)三「むかしは京にて扇子やのおり手なりしが、いかにしても気性な所ありとて、武蔵へつき出しの太夫也」
[語誌](1)「気象」の中から、使用度の高い気質の意味が「気性」と書かれることが多くなって別語の意識をもつようになったもの。江戸時代中期(一八世紀)頃から使用例が見られるが、大正時代頃まで「気象」と併用されていた。
(2)明治時代初期に英語 meteorology の訳語として「気象学」が採用され、「気象」は次第に天候の状態の意に限定されるようになったことが、いっそう「気性」の使用を進めたと考えられる。

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