当分の間(読み)とうぶんのあいだ

精選版 日本国語大辞典 「当分の間」の意味・読み・例文・類語

とうぶん【当分】 の=間(あいだ)[=内(うち)

  1. ここしばらくの間。
    1. [初出の実例]「当分(トウブン)の内、出居衆において下され」(出典咄本・楽牽頭(1772)仁王)
    2. 「翌日から当分(タウブン)の間(アヒダ)といふものは〈略〉昼寐もしないで」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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