あと‐びっしゃり【後びっしゃり】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 「あとびさり(後━)」の変化した語 ) =あとずさり(後退)①
- [初出の実例]「船制復古(アトビッ)しゃりして、爾後二百余年間は、造船の法一歩も進まざりし也」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)
- ② =あとずさり(後退)②
- [初出の実例]「人に物を頼まれて嫌だのオうだのと言って後退(アトビッ)しゃりしたことのねエ職人だ」(出典:落語・三人無筆(1895)〈三代目柳家小さん〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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