後家を立つ(読み)ごけをたつ

精選版 日本国語大辞典 「後家を立つ」の意味・読み・例文・類語

ごけ【後家】 を 立(た)

  1. 後家のまま通して世を渡る。再婚せず亡夫に操をたてる。未亡人として暮らす。
    1. [初出の実例]「すいふん後家をたつる薄霧 邪魔になる柳の髪やちらすらん」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android