徒めく・婀娜めく(読み)あだめく

精選版 日本国語大辞典 「徒めく・婀娜めく」の意味・読み・例文・類語

あだ‐め・く【徒めく・婀娜めく】

〘自カ四〙 (「めく」は接尾語)
① 不誠実で移り気のように見える。うわつく。
書紀(720)大化二年三月(北野本訓)「今より以後、国司郡司、勉(つと)め勗(つと)めよ。放逸(アタメク)こと為(す)ること勿(まな)
② なまめかしくふるまう。色っぽく見える。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「あだめくは三十迄をかぎりにて 一字たらずによむやまと哥〈盛能〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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