徒夫(読み)あだづま

精選版 日本国語大辞典 「徒夫」の意味・読み・例文・類語

あだ‐づま【徒夫・徒妻】

  1. 〘 名詞 〙 はかない契りを結んだ夫、または妻。かりそめの妻。
    1. [初出の実例]「我(われ)父の家を忍び出て、あだ妻(ツマ)に通ふに、行時は後のうれひを忘れ」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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