徒情け(読み)アダナサケ

デジタル大辞泉 「徒情け」の意味・読み・例文・類語

あだ‐なさけ【徒情け】

その時かぎりの、気まぐれな恋愛。また、一時の親切。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徒情け」の意味・読み・例文・類語

あだ‐なさけ【徒情】

  1. 〘 名詞 〙 かりそめの、はかない愛情。また、一時の気まぐれな親切。あだしなさけ。
    1. [初出の実例]「わらはがつよき執心(しうしん)は思ひきれ共、いやましにとどまりがたきあだなさけ、こよひはぜひにと御床に忍びてみれば」(出典浄瑠璃・芳野の内裡(1708)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android