得清(読み)とくせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「得清」の解説

得清 とくせい

?-? 奈良時代の僧。
大和西大寺でまなび,宝亀(ほうき)3年(772)唐(中国)にわたる。このとき聖徳太子の「勝鬘経義疏(しょうまんぎょうぎしょ)」を唐につたえ,「大毘盧遮那経義記(だいびるしゃなきょうぎき)」を日本にもたらしたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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