日本歴史地名大系 「御法度被仰出留」の解説 御法度被仰出留(御法度留)ごはつとおおせいだされとめ 一冊成立 文久三年頃原本 香川郡香南町丸岡家解説 高松藩領香川郡東の岡村政所丸岡家が、高松藩から出された法令類を編年的にまとめたもの。初出は延享三年であるが、文化末から文久三年にかけてのものがほとんどである。内容は奢侈取締・郷普請・農村商業取締・田畑山林売券など農民の日常生活の統制に関する史料が主であるが、商品生産物の砂糖や紙の統制に関する史料も収められている。高松藩では農政史料が少なく、農村取締についてはあまり明らかでないが、本史料によってある程度のことをうかがうことができる。活字本 「香川県史」近世史料I 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by