御領分明細記(読み)ごりようぶんめいさいき

日本歴史地名大系 「御領分明細記」の解説

御領分明細記
ごりようぶんめいさいき

一冊

成立 天保九年

写本 鎌田郷土博物館

解説 幕府巡見使の来藩に際して書かれたものである。天守本丸・曲輪に始まり、領内道法・城下町幅・城下町名・家中屋敷町家郷中家寺数・領内朱印地神社・国中家中人数・領分酒屋数・江戸屋敷坪数・領分郡村高・領分惣高郷村山分内別・領内郡違同名村々・領分浦々領分島々・領分丸亀領榜示木・領分古城跡・領分名所などが詳細に記されている。幕末高松藩の状況を知ることができる史料である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む