日本歴史地名大系 「御領分明細記」の解説 御領分明細記ごりようぶんめいさいき 一冊成立 天保九年写本 鎌田郷土博物館解説 幕府巡見使の来藩に際して書かれたものである。天守・本丸・曲輪に始まり、領内道法・城下町幅・城下町名・家中屋敷町家郷中家寺数・領内朱印地神社・国中家中人数・領分酒屋数・江戸屋敷坪数・領分郡村高・領分惣高郷村山分内別・領内郡違同名村々・領分浦々領分島々・領分丸亀領榜示木・領分古城跡・領分名所などが詳細に記されている。幕末の高松藩の状況を知ることができる史料である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by