本丸(読み)ほんまる

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「本丸」の解説

本丸
ほんまる

日本の城郭は,一の丸二の丸など数個の郭 (くるわ。曲輪とも書く。土塁石垣で区画された防御単位) から成るが,そのなかで最も主要な郭をいう。本には天守城主居館があり,したがって最後まで死守すべきものとして,普通郭の最深部に位置する。

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精選版 日本国語大辞典「本丸」の解説

ほん‐まる【本丸】

〘名〙 日本の城郭建築で、最も主要な部分。多く、天守閣を築き、周囲に石垣やをめぐらし、城主が戦時に起居する。その周囲に二の丸、三の丸などがある。
※信長公記(1598)一三「諸卒付入りに攻込む処、本丸より心ばせの侍共罷出で防戦」

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デジタル大辞泉「本丸」の解説

ほん‐まる【本丸】

日本の城郭で、中心をなす一区画。城主の居所で、多く中央に天守(天守閣)を築き、周囲にを設ける。
(比喩的に)物事の中心。最重要箇所。「政治改革の本丸と位置づける」
[類語](1根城拠点本拠根拠地足場立脚地基地陣地陣営戦陣本陣本営牙城地盤足掛かりベース/(2重要大事だいじ大切肝要肝心大事おおごと一大事一丁目一番地拠点

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世界大百科事典内の本丸の言及

【曲輪】より

…単なる屋敷地や畑の段と異なって防御された平場とするために,壁面を急傾斜の切岸状にするほか,縁辺に土塁を盛り上げたり,外周や尾根続きに空堀を掘って外部から遮断する。近世城郭では天守を備えた中心の郭を本丸,その外側に隣接して城主の館邸の設けられた郭を二の丸,さらに外側の家臣屋敷などの並ぶ郭を三の丸と呼ぶのが普通で,その他の諸郭に西の丸などの方角,あるいは人名を冠した呼称が用いられる。中世城郭では本丸に相当する主郭を本城・実城(みじよう)・根城(ねじろ)・一の城などと呼び,副次的な郭を外城・二の城,あるいは誰某屋敷などと呼んだ。…

※「本丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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