精選版 日本国語大辞典 「心しらい」の意味・読み・例文・類語
こころ‐しらい ‥しらひ【心しらい】
〘名〙 気をきかしてとりなすこと。心づかい。
※石山寺本法華経玄賛平安中期点(950頃)六「中途にして既に我に遇ひき。我、極めて諳委(ココロシラヒ)せしことをいふ」
※源氏(1001‐14頃)若菜下「いとどくはしき心しらひ添ふも、げにこの道はいと深き人にぞ物し給める」
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