心の山(読み)こころのやま

精選版 日本国語大辞典 「心の山」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 山(やま)

  1. 心を山にたとえていう。積もる思いや奥深い心などのたとえに用いる。
    1. [初出の実例]「花は木ごとに咲きてつゐに心の山を飾り、露は草の葉より積りて詞の海となる」(出典:続古今和歌集(1265)仮名序)
    2. 「法を思ふ心の山し深ければ世の常ならぬ鳥も鳴く也(藤原忠平)」(出典:新千載和歌集(1359)釈教・八五八)

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