心の師となるとも心を師とせざれ(読み)こころのしとなるともこころをしとせざれ

精選版 日本国語大辞典 の解説

こころ【心】 の 師(し)となるとも心(こころ)を師(し)とせざれ

(「北本涅槃経‐二八」の「願作心師、不於心」による) 師が弟子を教え導くように、自らの心を仏の教えに則して律すべきであり、情意のままに動かされてはならない。〔往生要集(984‐985)〕

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