…その方法として《色道大鏡》(1678)には,放爪(つめをはがすこと),誓紙,断髪,黥(いれずみ),切指(指をつめること),貫肉(腕や股の肉を傷つけること)などをあげている。しかしこれらが形式化し,営利的方便として乱用され,誓紙,つめ,髪,指を入れる心中箱が作られるようになると,これらの価値はしだいに低下するとともに,無二最高の方法として互いの生命をかけるにいたった。すなわち心中死である。…
※「心中箱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...