心幼し(読み)ココロオサナシ

デジタル大辞泉 「心幼し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おさな・し〔‐をさなし〕【心幼し】

[形ク]心が幼稚である。思慮に欠ける。
「―・く竜を殺さむと思ひけり」〈竹取

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精選版 日本国語大辞典 「心幼し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おさな・し‥をさなし【心幼】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 心が幼稚である。思慮が浅い。
    1. [初出の実例]「楫取(かぢとり)の御神、きこしめせ。をどなく、心をさなく龍をころさむと思けり」(出典竹取物語(9C末‐10C初))

心幼しの派生語

こころおさな‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

心幼しの派生語

こころおさな‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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