心幼し(読み)ココロオサナシ

デジタル大辞泉 「心幼し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おさな・し〔‐をさなし〕【心幼し】

[形ク]心が幼稚である。思慮に欠ける。
「―・く竜を殺さむと思ひけり」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心幼し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おさな・し‥をさなし【心幼】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 心が幼稚である。思慮が浅い。
    1. [初出の実例]「楫取(かぢとり)の御神、きこしめせ。をどなく、心をさなく龍をころさむと思けり」(出典竹取物語(9C末‐10C初))

心幼しの派生語

こころおさな‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

心幼しの派生語

こころおさな‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android