心懸かる(読み)こころかかる

精選版 日本国語大辞典 「心懸かる」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 懸(か)かる

心が、ある対象にとまる。心が引かれる。
源氏(1001‐14頃)賢木「かうやうに例にたがへる煩はしさに、必ず心かかる御癖にて」
※待賢門院堀川集(1145‐46頃)「玉すだれ誰とも知らぬすきかげを見るに心のかかりぬる哉」

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