心狭(読み)こころせばし

精選版 日本国語大辞典 「心狭」の意味・読み・例文・類語

こころ‐せば・し【心狭】

〘形ク〙 心が狭く小さい。思慮が浅い。狭量である。こころぜまし。
蜻蛉(974頃)中「いとこころせばき御ことなり」
※宇治拾遺(1221頃)三「猶ありのままに、こまかにの給へと、せつに問へば、心せばく隠すべき事かはと思て」
こころせば‐げ
〘形動〙
こころせば‐さ
〘名〙

こころ‐ぜま・し【心狭】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android