心病む(読み)ココロヤム

デジタル大辞泉 「心病む」の意味・読み・例文・類語

こころ・む

思い悩む。苦にする。
「人知れぬわが通ひ路の…と詠めりければ、いといたう―・みけり」〈伊勢・五〉
怒る。恨む。〈名義抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心病む」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 病(や)

  1. 平静でいられないで、心を痛める。思い悩む。
    1. [初出の実例]「人知れぬわが通ひ路の関守はよひよひごとにうちも寝ななん、とよめりければ、いといたう心やみけり」(出典:伊勢物語(10C前)五)
  2. 恨む。怒る。ねたむ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む