デジタル大辞泉 「心置く」の意味・読み・例文・類語 心こころ置お・く 1 執着する。あとまで心を残す。「いまはのきはまでいみじう―・き」〈夜の寝覚・四〉2 打ち解けないで、心に隔てを置く。「つゆ―・かれ奉ることなく、塵ばかり隔てなくてならひたるに」〈源・蜻蛉〉3 心遣いする。遠慮する。「まことのよるべと頼みきこえむには必ず―・かれぬべし」〈源・葵〉4 注意する。用心する。「はかなきことにも―・きて見とがめつべきに」〈夜の寝覚・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例