怖じ慎む(読み)おじつつむ

精選版 日本国語大辞典 「怖じ慎む」の意味・読み・例文・類語

おじ‐つつ・むおぢ‥【怖慎】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 恐れて遠慮する。
    1. [初出の実例]「知らず、北の方のいみじく心あしくて、『われゆるさざらん事、露ばかりしては、いみじからん』とあけくれおぼいたるに、おぢつつみ給へるとなん聞き侍る」(出典:落窪物語(10C後)一)

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