精選版 日本国語大辞典 「思いなぐる」の意味・読み・例文・類語
おもい‐なぐ・るおもひ‥【思なぐる】
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「なぐる」は接尾語 ) しようがないとあきらめる。思い切る。わりきる。
- [初出の実例]「アアこれだけが浮世ぢゃと、思ひなぐりて引よする、枕に近き」(出典:浄瑠璃・根元曾我(1698頃)三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...