思い数まう(読み)おもいかずまう

精選版 日本国語大辞典 「思い数まう」の意味・読み・例文・類語

おもい‐かずま・うおもひかずまふ【思数】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 人並みの中に数え入れてとりあつかう。
    1. [初出の実例]「さばかり内のせめさせ給うて、そのほどと月日もさだまりげに侍りしことをさしおきて、かく数ならず侍るを、おもひ数まへられ侍らむや」(出典:苔の衣(1271頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android