デジタル大辞泉 「月日」の意味・読み・例文・類語 つき‐ひ【月日】 1 過ぎていく時間。時日。としつき。「月日が経つ」「あれから五年の月日が流れた」2 暦のうえの月と日。がっぴ。3 月と太陽。じつげつ。「天あめなるや―のごとく我あが思へる君が日に異けに老ゆらく惜しも」〈万・三二四六〉[類語]歳月・年月としつき・年月ねんげつ・光陰・日月・星霜・風霜 がっ‐ぴ〔グワツ‐〕【月日】 日付としての、月と日。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「月日」の意味・読み・例文・類語 つき‐ひ【月日】 〘 名詞 〙① 月と太陽。日月(ひつき・にちげつ)。[初出の実例]「天なるや月日(つきひ)の如く吾が思へる君が日にけに老ゆらく惜しも」(出典:万葉集(8C後)一三・三二四六)② 暦の上の月と日。時日。歳月。光陰。[初出の実例]「白栲の袖解きかへて還り来む月日(つきひ)を数(よ)みて行きて来ましを」(出典:万葉集(8C後)四・五一〇)「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)旅立)③ 毎日の生活。[初出の実例]「ことのさまをかたりて、月日のさまなどくはしくいふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭) つく‐ひ【月日】 〘 名詞 〙 「つきひ(月日)」の上代東国方言。[初出の実例]「都久比(ツクヒ)夜は過ぐは行けども母父(あもしし)が玉の姿は忘れ為(せ)なふも」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三七八) がっ‐ぴグヮッ‥【月日】 〘 名詞 〙 暦の上での月と日。つきひ。[初出の実例]「序跋ともに年号月日を書」(出典:俳諧・三冊子(1702)白双紙) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例