思ひ兼ぬ(読み)オモイカヌ

デジタル大辞泉の解説

おもい‐か・ぬ〔おもひ‐〕【思ひ兼ぬ】

[動ナ下二]
思いをおさえられなくなる。
「―・ね心は空にみちのくの千賀の塩釜ちかきかひなし」〈平家・六〉
判断がつかなくなる。
「新羅(しらき)へか家にか帰る壱岐(ゆき)の島行かむたどきも―・ねつも」〈・三六九六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おもいかぬ【思ひ兼ぬ】

( 動下二 )
恋しさを抑えきれなくなる。 「隠れし君を-・ねつも/万葉集 3475
考え及ばなくなる。 「行かむたどきも-・ねつも/万葉集 3696

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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