デジタル大辞泉 「思ひ兼ぬ」の意味・読み・例文・類語 おもい‐か・ぬ〔おもひ‐〕【思ひ兼ぬ】 [動ナ下二]1 思いをおさえられなくなる。「―・ね心は空にみちのくの千賀の塩釜ちかきかひなし」〈平家・六〉2 判断がつかなくなる。「新羅しらきへか家にか帰る壱岐ゆきの島行かむたどきも―・ねつも」〈万・三六九六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例