思ひ得(読み)オモイウ

デジタル大辞泉 「思ひ得」の意味・読み・例文・類語

おもい・う〔おもひう〕【思ひ得】

[動ア下二]考えつく。心に悟る。
四人ばかりをへだててゐたれば、よう―・えたらむにても言ひにくし」〈・九〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ得」の意味・読み・例文・類語

おもい‐・うおもひ‥【思得】

  1. 〘 他動詞 ア行下二段活用 〙 思うことができる。思い出せる。考えが出てくる。思いつく。
    1. [初出の実例]「四人ばかりをへだててゐたれば、よう思ひえたらんにてもいひにくし」(出典:枕草子(10C終)九〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む