思ほゆらく(読み)おもほゆらく

精選版 日本国語大辞典 「思ほゆらく」の意味・読み・例文・類語

おもほゆ‐らく【思らく】

  1. ( 動詞「おもほゆ(思)」のク語法 ) 自然に思われること。
    1. [初出の実例]「よしゑやし恋ひじとすれどゆふま山越えにし君が御念良国(おもほゆラくに)」(出典万葉集(8C後)一二・三一九一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android