怪談乳房榎(読み)かいだん ちぶさのえのき

世界大百科事典(旧版)内の怪談乳房榎の言及

【怪談】より

…彼が没したとき,火葬にしてくれという遺言どおりにすると,棺桶に仕掛けてあった花火が来葬者をおびやかしたという逸話も怪談噺の元祖らしい。幕末,三遊亭円朝も怪談噺に,《真景累ケ淵》《怪談牡丹灯籠》《鏡ケ池操松影(みさおのまつかげ)(江島屋騒動)》《怪談乳房榎》などを自作自演して人気を博した。近代にはいっては,春錦亭柳桜(しゆんきんていりゆうおう)(?‐1894),5代目林家正蔵が著名だが,最近では,7代目一竜斎貞山や林家彦六(8代目林家正蔵)が,しばしば口演して注目をあつめた。…

※「怪談乳房榎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む