恋の煙(読み)コイノケブリ

デジタル大辞泉 「恋の煙」の意味・読み・例文・類語

こい‐の‐けぶり〔こひ‐〕【恋の煙】

恋いこがれる心を、煙が立ちのぼるようすにたとえていう語。
「かがり火に立ちそふ―こそ世には絶えせぬ災なりけれ」〈篝火

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恋の煙」の意味・読み・例文・類語

こい【恋】 の 煙(けぶり)

  1. 強く恋いこがれる情を、物が焦げて煙るのにたとえていう語。
    1. [初出の実例]「かがり火に立ちそふこひのけぶりこそ世にはたえせぬほのほなりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)篝火)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む