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篝火 かがりび

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

篝火
かがりび

古来の照明具の一つ。主として屋外用のもので,手に持って移動するときは松明 (たいまつ) を使い,固定するときは篝火を使う。松の木などの脂 (あぶら) の多い部分を割り木にして,鉄製の篝籠に入れ,火をつけるもので,「かがり」の名も細長い鉄片を編んだ容器からの命名といわれる。

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デジタル大辞泉の解説

かがり‐び【×篝火】

夜間の警護・照明や漁猟などのためにたく火。かがり。
源氏物語第27巻の巻名。光源氏が、玉鬘(たまかずら)のもとで篝火をたかせ、夕霧柏木との合奏を楽しむ。

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デジタル大辞泉プラスの解説

篝火(かがりび)

岐阜県、菊川株式会社の製造する日本酒。

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世界大百科事典 第2版の解説

かがりび【篝火】

鉄製の籠の中で薪をたいて照明する火をいい,またその鉄製の籠を篝という。〈かがり〉は〈輝り〉の意であるという。《万葉集》に鵜飼いのときに篝を用いた歌があるので,奈良時代からあったことがわかる。平安時代以来さかんに用いられ,《北野天神縁起絵巻》には船の舳先(へさき)につっている。篝の形には半球形のもの,下を細くして鉄輪(かなわ)が動くようにしたものなどがある。鎌倉時代には京都に48ヵ所の篝屋がおかれ,ここに兵士がたむろし,夜中の警護に当たった。

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大辞林 第三版の解説

かがりび【篝火】

かがり 」に同じ。
(江戸時代、吉原遊郭で)やりて婆の異名。
源氏物語の巻名。第二七帖。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

篝火
かがりび

屋外で照明用に燃やす火。照明としてもっとも原初的なものは庭火(焚(た)き火)であり、それから進んで、椀(わん)または籠(かご)状(多くは鉄製)のものに薪(たきぎ)(多くは松)を入れて燃やすようになったのが篝火である。夜中の警護・照明または漁猟の際に用いられ、古代以来広く行われたが、現代では薪能(たきぎのう)や鵜飼(うかい)に用いられるのが印象に残りやすい。『源氏物語』第27帖(じょう)を「篝火」と題しているのは、ほのかな篝火の火影に見える女性の姿を情趣深くとらえるところからきたものである。[萩原龍夫]

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