恋ひ余る(読み)コイアマル

デジタル大辞泉 「恋ひ余る」の意味・読み・例文・類語

こい‐あま・る〔こひ‐〕【恋ひ余る】

[動ラ四]恋心が抑えきれないで外に表れる。
隠沼こもりぬの下ゆ―・り白波のいちしろく出でぬ人の知るべく」〈・三〇二三〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「恋ひ余る」の意味・読み・例文・類語

こい‐あま・るこひ‥【恋余】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 恋しい心がおさえきれないで表にあらわれる。
    1. [初出の実例]「隠り沼(ぬ)の下ゆ孤悲安麻里(コヒアマリ)白波のいちしろく出でぬ人の知るべく」(出典万葉集(8C後)一七・三九三五)

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