恋衣雁金染(読み)こいごろも かりがねぞめ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「恋衣雁金染」の解説

恋衣雁金染
こいごろも かりがねぞめ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
嘉永5.1(江戸河原崎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の恋衣雁金染の言及

【五人男物】より

…歌舞伎でも1702年(元禄15)に大坂松本名左衛門座で上演,以後17年(享保2)江戸の中村座で《街道一棟上曾我》として演じられ,26年大坂の金子吉左衛門座(中の芝居)で《男作五人組》が,また《名月五人男》(1730年中村座)では五人男が勢ぞろいしてつらねを述べる個所が評判となった。ほかに《梅若菜二葉曾我》(藤本斗文作,1756年3月江戸市村座),《紋尽(もんづくし)五人男》(4世鶴屋南北作,1825年4月中村座),《恋衣雁金染》(河竹黙阿弥作,1852年1月江戸河原崎座)などがある。また雲霧仁左衛門を首領とする〈雲霧五人男〉の系統では《竜三升高根雲霧(りようとみますたかねのくもきり)》(黙阿弥作,1861年5月江戸守田座)があり,ほかに〈白浪五人男〉として日本駄右衛門以下の盗賊を描いた《青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)》(黙阿弥作,1862年3月市村座)がある。…

※「恋衣雁金染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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