恐妻(読み)キョウサイ

デジタル大辞泉 「恐妻」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さい【恐妻】

夫が妻に対して頭の上がらないこと。「恐妻家」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恐妻」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さい【恐妻】

〘名〙 夫が妻をおそれること。
※随筆寄席(1954)〈辰野・林・徳川〉二「恐妻組合ということを言い出したのは私なんです」

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世界大百科事典(旧版)内の恐妻の言及

【大宅壮一】より

…戦後は猿取哲のペンネームで執筆を再開,55年《無思想人宣言》を発表し,中立,脱イデオロギーの立場から社会評論,人物評論を展開。ものごとの本質に直截に迫るしんらつ,明快な分析を特色とし(〈一億総白痴化〉〈駅弁大学〉〈恐妻〉などの新語をつくる),放送,新聞,雑誌の寵児(ちようじ)となり〈マスコミ大将〉の異名をとる。ノンフィクション・クラブ,東京マスコミ塾などで後進の育成にも力を注いだ。…

※「恐妻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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