恐怖指数(読み)きょうふしすう(その他表記)Volatility index

共同通信ニュース用語解説 「恐怖指数」の解説

恐怖指数(VIX)

投資家の不安心理が高まっているかどうかの目安となる指標。正式名称は「ボラティリティー・インデックス」で、米国のシカゴ・オプション取引所が1993年から公表している。20を超えると投資家の不安が高まっているとされるが、リーマン・ショックが起きた2008年秋には90近くに達した。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の下げ幅が過去最大の1175ドルとなった今月5日には35まで上昇し、翌6日には50を超えた。(ニューヨーク共同)

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知恵蔵mini 「恐怖指数」の解説

恐怖指数

投資家が予測する将来の株式相場の変動幅を反映する指数英語の「Volatility Index」からVIX指数とも称される。一般的に、数値が高いほど投資家の株式相場の先行きに対する不安感が強いとされる。代表的なものに、米国のS&P500種株価指数の値動きもとにした「VIX指数」、日経平均株価変動率を推定した「日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)」、欧州の代表的な株価指数EURO STOXX 50を対象とした「Vストックス指数」がある。

(2020-3-25)

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