恐鬱(読み)きょううつ

精選版 日本国語大辞典 「恐鬱」の意味・読み・例文・類語

きょう‐うつ【恐鬱・恐欝】

  1. 〘 名詞 〙 おそれを抱いて、心のふさぐこと。
    1. [初出の実例]「為数月恐欝。参入之由申之」(出典吾妻鏡‐治承四年(1180)六月二七日)
    2. 「恐欝外無他事候」(出典:東寺百合文書‐を・応永一七年(1410)一一月二四日・上久世庄藁支配状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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