恕する(読み)ジョスル

デジタル大辞泉 「恕する」の意味・読み・例文・類語

じょ・する【×恕する】

[動サ変][文]じょ・す[サ変]思いやりの心で罪や過ちを許す。「罪を―・する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恕する」の意味・読み・例文・類語

じょ‐・する【恕】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]じょ・す 〘 他動詞 サ行変 〙 思いやりの心で罪過などをゆるす。
    1. [初出の実例]「温和ににっこと和した恕する心多ぞ。恕(ジョ)はとがをゆるしあわれむを云たぞ」(出典:玉塵抄(1563)四〇)
    2. 「不快を抑へて、細君を恕(ジョ)せようと思ふと同時に」(出典:魔睡(1909)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android