恨こ(読み)うらみっこ

精選版 日本国語大辞典 「恨こ」の意味・読み・例文・類語

うらみっ‐こ【恨こ】

〘名〙 (「こ」は接尾語) 互いに恨むこと。うらみっこい。
※滑稽本・狂言田舎操(1811)下「そりゃア主が得手勝手だんべいぞ、恨(ウラミ)っこが出来てやかましかっぺい」
※一家内の珍聞(1904)〈国木田独歩〉「だから三人に恨(ウラ)みっこなしに同じやうに分配(わけ)て与(や)ったのですよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android