三人(読み)サンニン

デジタル大辞泉 「三人」の意味・読み・例文・類語

さん‐にん【三人】

人数が3であること。

み‐たり【三人】

さんにん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三人」の意味・読み・例文・類語

み‐たり【三人】

  1. 〘 名詞 〙 さんにん。
    1. [初出の実例]「われもわれもと、男一りに女ふたりみたりつきてなんある」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

三人の語誌

鎌倉、室町時代には、訓点資料にわずかながらミタリがあるが、仮名文学には見えない。室町時代以降の例は、学者作家が作り上げた擬古的なものであろう。


さん‐にん【三人】

  1. 〘 名詞 〙 人数の三。また、その人々。三名。みたり。
    1. [初出の実例]「シュンクヮン サウヅ ト、ヤスヨリ ト、コノ ショウシャウ アイグシテ sannin(サンニン) サツマ ノ キカイ ガ シマ エ ナガサレテ ゴザッタ」(出典:天草本平家(1592)一)

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