惨痛(読み)サンツウ

デジタル大辞泉 「惨痛」の意味・読み・例文・類語

さん‐つう【惨痛】

ひどく心をいためること。ひどく苦しむこと。また、その苦しみ。
「腸日ごとに九廻すともいうべき―をわれに負わせ」〈鴎外舞姫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「惨痛」の意味・読み・例文・類語

さん‐つう【惨痛】

  1. 〘 名詞 〙 ひどく心をいたませること。かなしむこと。ひどく苦しむこと。また、その苦しみ。
    1. [初出の実例]「死だと云をふか、生きていると云をふか、困苦惨痛、是より上に云をふ様ない処に至ても」(出典:拘幽操師説(18C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む