成毛村(読み)なるげむら

日本歴史地名大系 「成毛村」の解説

成毛村
なるげむら

[現在地名]成田市成毛

荒海あらみ川を境に東和泉ひがしいずみ村の北に位置し、西は大生おおう村。正保四年(一六四七)検地帳(成毛区有文書)が残り、香取郡介崎領成毛村とある。「寛文朱印留」では佐倉藩領。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高三二二石余で同藩領。享保八年(一七二三)山城淀藩領、延享三年(一七四六)三卿の田安領となり幕末に至る。享保八年の淀藩領郷村帳によると、小物成として夫役永八八一文余・栗代永三三文・林下刈銭鐚二〇〇文・山銭鐚一貫九文があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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